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ペットボトルで150mlってどのくらい?正確に測る5つの方法

料理や日常生活で「150ml」という量を測る場面は意外と多いですよね。

しかし、手元に計量カップがない場合、ペットボトルを使って簡単に測れたら便利だと思いませんか?

この記事では、「150mlってペットボトルでどのくらいなの?」という疑問にお答えしながら、正確に測る5つの方法をわかりやすくご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

ペットボトルで150mlはどのくらい?目安とイメージ

ペットボトルで150mlはどのサイズ?どのくらい入る?

500mlの一般的なペットボトルの約3分の1が150mlです。

おおよその目安として、ボトルの下から約6〜7cmほどの高さまで注ぐと150mlに近い量になります。

ただし、ペットボトルの形状によって高さの感覚は多少異なり、くびれがあるボトルやストレートタイプなど、容積の見え方が違うこともあります。

そのため、見た目だけで判断せず、後述する他の測り方と組み合わせると、より正確に測ることができます。

目安の比較表

容器 150mlの目安
500mlペットボトル 約3分の1の高さ
1.5Lペットボトル 約1/10の高さ
350ml缶 約半分

ペットボトルのキャップで150mlを量る目安

ペットボトルのキャップ1杯は約7.5mlとされています。

この計算を元にすると、150mlはキャップおよそ20杯分に相当します。

計算式:

  • 7.5ml × 20杯 = 150ml

この方法は、細かい計量が不要な場合や、おおよその量で問題ないシチュエーションで非常に便利です。

例えば、アウトドアで計量器具がないときや、家庭で手早く目安を知りたいときに活用できます。

ただし、キャップにすりきりで正確に入れるのがポイントです。

キャップ測定のポイント:

  • キャップにすりきりで入れる

  • なるべく水平な場所で測る

  • 一度にまとめて測らず、こまめに数える

150mlを簡単に測る5つの方法

① 計量カップで正確に測る方法

最も確実で間違いない方法は、計量カップを使用することです。

計量カップで150mlの目盛りまで液体を注げば、誰でも簡単に正確な量を測ることができます。

料理やお菓子作りなど、分量が味に大きく影響する場合には、必ず計量カップを使用することをおすすめします。

メリット

  • 誤差がほぼない

  • 料理やお菓子作りに最適

デメリット

② 500mlペットボトルを活用して測る方法

500mlのペットボトルを使う場合、目安として以下のように計算できます。

  • 500mlの3分の1 → 約166ml

  • 500mlの少し下 → 約150ml

手順:

  1. 計量カップで150mlを測る

  2. ペットボトルに入れる

  3. 油性ペンやテープで目印を付ける

メリット

  • 一度印を付ければ何度でも使える

デメリット

  • 事前に準備が必要

③ マグカップを使ったおおよその目安

一般的なマグカップの容量は約250〜300mlです。

マグカップを使用する場合の目安として、カップの約半分よりやや少ない量が150ml程度に相当します。

目安:

  • マグカップ(250mlタイプ)の約6割 → 約150ml

活用シーン

  • 朝の忙しい時間

  • 大体の量でよい料理

メリット

  • 手軽で簡単

デメリット

  • 容量にばらつきがある

④ ペットボトルのラベル目印を活用する方法

多くのペットボトルにはラベルが貼られていますが、実はこのラベルの位置が意外と目安に使えます。

500mlペットボトルの場合、ラベルの下端から底までの距離が、おおよそ150mlに近いことが多いのです。

活用手順:

  1. 計量カップで150mlを測る

  2. ペットボトルに水を入れる

  3. ラベルの下端との位置を確認

  4. 必要に応じて目印を付ける

メリット

  • ラベルを基準に簡単に測れる

デメリット

  • ペットボトルごとにラベル位置が異なる

⑤ ペットボトルのキャップ回数で測る方法

ペットボトルのキャップ1杯は約7.5mlなので、キャップで20杯分すくえばおおよそ150mlになります。

計算式:

  • 150ml ÷ 7.5ml = 約20杯

活用手順:

  1. キャップにすりきりで液体を入れる

  2. 20回繰り返し移す

メリット

  • 道具がなくてもOK

  • アウトドアで便利

デメリット

  • 回数を正確に数える必要がある

150mlの他の単位・容量との比較

150mlの他の単位・容量との比較

150mlは何cc?mlとccの違い

まず、150mlはそのまま150ccと同じです。

ml(ミリリットル)とcc(立方センチメートル)は、実は容量を表す単位で、数値としては全く同じ意味を持ちます。

  • 1ml = 1cc

  • 150ml = 150cc

つまり、mlとccは単位表記が違うだけで、実際の容量は全く同じです。

料理のレシピや医療現場、工業製品の表示など、場面によってどちらの表記が使われるかは異なりますが、容量そのものは共通しています。

たとえば、薬の説明書には「cc」で書かれていることがあり、料理本では「ml」で記載されている場合が多いです。

どちらも正しく同じ容量を指しているので、混乱しなくて大丈夫です。

まとめ|mlとccの違い

項目 ml cc
読み方 ミリリットル 立方センチメートル
使用場面 料理、飲料、商品表示 医療、工業、薬品
容量の意味 同じ 同じ

120ml・160mlとの容量の違いとイメージ

150mlは、120mlや160mlと比べると、以下のようなイメージになります。

容量 比較 目安
120ml -30ml 小さめのカップ1杯程度
150ml 基準 中くらいのコップ半分程度
160ml +10ml やや多めの容量

150mlの容量感がわかる身近な例

  • 小さいサイズのヨーグルトドリンク(約150ml)

  • コンビニのミニペットボトル飲料(150ml~300ml)

  • コップ1杯の約半分(150ml)

  • 缶コーヒー(190ml)よりやや少ない量

家庭で使うマグカップは通常200mlから300ml程度入るので、150mlはその半分から2/3くらいとイメージするとわかりやすいでしょう。

こうした身近な物との比較で、実際の容量感を掴むことができます。

150mlが必要になる場面と使用例

150mlを使う代表的な料理・レシピ

料理やお菓子作りで150mlを使う場面はとてもよくあります。

例えば、

  • ホットケーキミックスで牛乳150mlを使用

  • カレーを作るときに水150mlを追加

  • ゼリー作りでジュース150mlを使用

  • スープの出汁を150ml追加

  • 炊飯時に150mlの水を正確に加える

料理でよく出てくる150mlの具体例

料理 使用する液体 使用量
ホットケーキ 牛乳 150ml
カレー 150ml
ゼリー ジュース 150ml
スープ 出汁 150ml
ごはん 150ml

レシピでは、「150mlの水」「150mlの牛乳」「150mlのジュース」といった表記が頻繁に出てきますので、家庭でも正確に測る必要があります。

特にお菓子作りやスープ、ソース作りでは、分量を間違えると味や仕上がりに大きく影響するため、150mlの感覚を覚えておくと失敗が減ります。

また、子供用の飲み物の適量としても150mlが目安になることがあります。

牛乳やジュースを与えるときに、150mlを目安にすると与えすぎを防ぐことができます。

外出時の持ち込み制限と150mlの注意点

飛行機に乗る際、液体の持ち込み制限が厳しく設けられています。

特に国際線の場合、100mlを超える液体は基本的に機内に持ち込むことができません。

150mlのペットボトルはこの規制に引っかかるため、注意が必要です。

  • 国際線機内:100ml以内の容器のみ持ち込み可

  • 国内線機内:液体の制限なし(ただし保安検査あり)

飛行機の液体持ち込みルール

区分 容量制限 備考
国際線 100ml以下 透明袋にまとめる必要あり
国内線 制限なし 保安検査あり

空港では、搭乗前にセキュリティチェックがありますが、100mlを超える液体は手荷物検査で没収されることがあります。

150mlは一見小さなサイズに見えますが、国際線では持ち込み不可のサイズです。

旅行用のミニボトル(50mlや100ml)に詰め替えるか、現地で購入することが推奨されます。

また、スキンケア用品や飲み物でも、150mlを超えると持ち込みできないため、事前にしっかり確認しましょう。

国内線の場合は基本的に液体の持ち込み制限はありませんが、検査で開封を求められることがありますので、あらかじめ知っておくと安心です。

まとめ|ペットボトルで150mlを正しく測ろう

150mlを測るおすすめの方法とポイント

ペットボトルで150mlを測るときに便利な方法は次の通りです。

  • ペットボトルの容量表示を確認し、目盛りがある場合はそのラインまで注ぐ

  • 500mlのペットボトルなら約1/3程度が150mlに相当

  • ペットボトルのキャップ約10杯分が150ml(キャップ1杯約15ml)

  • キッチンスケールを使い、重さで水の量を150gに調整(1ml=1g)

  • 計量カップがない場合は家庭にあるコップの目安を活用

ペットボトルで150mlを測る目安

測り方 目安
ペットボトル500ml 3分の1で約150ml
ペットボトルキャップ 10杯で約150ml
小さめ紙コップ 1杯で約150ml
キッチンスケール 150gで150ml

さらに、ペットボトルの種類によっては、側面に目盛りが印字されているものもあります。

こうした目盛りを利用すれば、目分量でも比較的正確に測ることができます。

これらを参考にすると、外出先やキッチンで素早く量を測ることができます。

料理や必要な場面での失敗を防ぎ、日常生活をよりスムーズにするために、ぜひ活用してみてください。